離婚後の戸籍変更「新しい戸籍か結婚前の戸籍へ」

離婚後の戸籍変更「新しい戸籍?結婚前の戸籍へ戻る?」

離婚後の戸籍の選択

離婚後、あなたは戸籍問題を解決する必要があります。

結婚することで新しい戸籍に入りましたがこれからは戸籍変更する必要がありますので、これから詳しく「離婚と戸籍」について解説したいと思います。

結婚前の戸籍に戻るのが通常は原則

あなたが結婚している時、夫婦は一つの戸籍に入っていました。離婚すると奥さんの戸籍はどうなるでしょうか?

実は2つ選択があります。

  • 結婚前の戸籍に戻る方法
  • 新しく戸籍を作る方法

ただし、原則的には結婚前の戸籍に戻ることが通常になります。

新しく戸籍を作る場合もある

あなたが離婚後も今の苗字(姓)のままにしたい場合は手続き(離婚の際に称してた氏を称する届)し、その時は必ず新しい戸籍が作られる事になります。

また、人によっては結婚前の戸籍から除籍される、あなたが戻るべき戸籍がなくなっている場合に関しても新しい戸籍を作ることが出来ます。

なお、ここであげたような特別な事情がなくても結婚前の戸籍に戻りたくない場合には、申し出によって新しい戸籍を作る事が出来ます。

除籍とは

戸籍に記載されている人が死亡、婚姻等でその戸籍を離れて最終的にその中に誰も存在しなくなった戸籍は(除籍)という名称のもとあつかわれます。

除籍は、戸籍と同じように、引き続き市町村で保存されますが、その保存期間は80年間となります。

除かれた戸籍に記載されていない人や、相続期間を証明する必要がある人などは(戸籍謄本)(除籍抄本)を請求する事ができます。